台風情報はどこがいい

台風情報はどこがいい 自然災害

台風の季節が近づくと、迅速かつ正確なことが不可欠です。このブログでは、台風情報を参考にするための手助けをします。選んだ台風情報であなたの安全と災害の準備に必要なタイミングを見つけることができます。
台風情報の取得はテレビやスマホのアプリだけじゃないんですよね。

台風情報はどこがいい

台風情報でおすすめ源は、日本気象庁の地域特化型気象センター(RSMC)東京台風センターです。
この情報は西北太平洋と南シナ海の熱帯低気圧に関する情報を提供しており、現在と予測される位置、熱帯低気圧の動きと強度に関する情報を提供しています。

台風とは – 災害についてわかりやすく

RSMC東京台風センターとは

西北太平洋の熱帯低気圧(TC)の分析と予測に特化した地域特化型気象センター(RSMC)。
このセンターは、世界気象機関(WMO)の世界天気監視(WWW)プログラムの枠組み内で、1989年に日本気象庁(JMA)の本部に設立されました。

RSMC東京台風センターセンターは、熱帯低気圧の形成、動き、発達に関して、熱帯低気圧の挙動に影響を与える大気状況に関する情報を定期的に準備し、国家気象サービス(NMS)に配信しています。特に、ESCAP/WMO台風委員会のメンバーに情報を提供しています​​。

RSMC
https://www.jma.go.jp/jma/jma-eng/jma-center/rsmc-hp-pub-eg/RSMC_HP.htm

国家気象サービス(NMS)とは

各国において公式に気象情報の収集、分析、予報、および気象関連の警報を提供する政府機関です。これらの機関は、一般市民、政府機関、商業部門に対して、気象や気候に関するデータと予測を提供し、天候関連の災害や気象現象に関する警告や情報を提供する役割を担っています。

ESCAP/WMO台風委員会とは

台風や熱帯低気圧に関する情報の共有、協力、対策の策定に取り組んでいる委員会のこと。
この委員会では、自国が台風やその他の熱帯低気圧による影響を最小限に抑えるための戦略と方策を共有し、協力するプラットフォームを提供しています。

メンバーは次のの14地域です。

  1. カンボジア
  2. 中国
  3. 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)
  4. 香港、中国
  5. 日本
  6. ラオス人民民主共和国
  7. マカオ、中国
  8. マレーシア
  9. フィリピン
  10. 大韓民国(韓国)
  11. シンガポール
  12. タイ
  13. アメリカ合衆国
  14. ベトナム​

台風情報が早いのは

台風情報が早いのは、国立情報学研究所が公開している「デジタル台風」データベースが便利と言われています。
これは、日本気象庁のデータを基にした台風の上陸と通過記録のデータベースであり、より頻繁に更新されています。

デジタル台風
デジタル台風:台風画像と台風情報 – 国立情報学研究所

さらに素早い台風情報については、このサイトの中にある「デジタル台風:リアルタイム雨雲レーダー(気象レーダー)画像(Google Maps版)」がおすすめです。

気象レーダー画像(エコー強度)を画像を10分おきに更新しGoogle Maps(グーグルマップ)上に表示しています。ここでは他のリアルタイムレーダーサイトも紹介しており、現在の画像より先の台風予想を知りたい場合は、降水ナウキャスト(60分先)気象庁の降水短時間予報は6時間先までで知ることができます。

「デジタル台風」の良いところは、最新情報だけではなく、1981年からの現在にいたるまでの台風のアーカイブを調べることができます。
このデータベースは、日付、名称、場所によるテキスト検索や、雲のパターンによる画像検索が可能。

デザインはスマートフォンに最適化されておらず懐かしいデザインですが、皆さんが普段ご覧になる台風情報を取得することができます。

このサイトですが、運営をしているのは北本 朝展さんという教授が個人的に運営していることろが凄いですね。
北本 朝展 – コンテンツ科学研究系 – 研究者紹介 – 研究 – 国立情報学研究所 / National Institute of Informatics –

台風情報正確なのは

台風情報の正確性については、NHKワールドを紹介、多くのメディアが信頼できる情報源として推奨しているようです。

NHKワールドが台風情報で正確な情報を提供する理由は、その情報源と精査にあるようです。

  1. 情報源と連携: NHKワールドは、日本気象庁(JMA)と緊密に連携しています。これにより、災害準備とイベントの迅速な伝達が保証されます。例えば、リアルタイムの雨域マップは、JMAによるレーダー観測を基に5分ごとに更新されています​​。
  2. 独自のシステムと訓練: NHKは、迅速にグラフィックを作成し、オンエア用のニューススクリプトを自動生成するシステムを設置しています。また、災害に関する継続的なモニタリングと報告のために、毎日深夜に訓練を実施しています​​。
  3. ソーシャルメディアの監視と検証: NHKは、「ソーシャルリスニング」チームを設立し、ソーシャルメディアの監視と検証に注力しています。このチームは、イベント発生時のより良い監視とファクトチェックのために、信頼できる情報源のネットワークをあらかじめ設定したTwitterリストを広く活用しています​​。

NHKワールドは台風情報において高い正確性を保持しています。NHKワールドの台風に関する詳細情報は、以下のリンクで確認できます: NHKワールド台風情報​(英文)。

ただ、我々日本人にとってはNHKワールドニュースを選ぶよりNHKの台風情報を選ぶことの方が自然です。

台風情報 予想進路や降水量、風のデータ NHK最新ニュース|NHK NEWS WEB

つまり、私たちが普段利用しているNHKの台風情報というのは気象庁だけではなく、独自のシステムやSNSを駆使して客観的に正確に提供しているということです。

どこの台風情報を選ぶ?

皆さんが台風情報を選ぶ時は、お天気アプリであったりテレビであったります。
今回このブログでは、それ以外の情報源を探してみました。天気予報と言っても気象庁のデータだけではなく、他の情報を取り入れたり、台風の進路に関係のある国が共にデータを共有することがあると知りました。

そして、結局テレビ、NHKの情報収集力の凄さを知ることができました。

どこを選ぶのかは、皆さん次第です。
大切なのは、台風が近づいてきたら、自分ごとにし災害対策を始めるということだと思います。

台風への備えとは – 災害についてわかりやすく
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